ショッピングカート

モモキッス無料メールマガジン

image

無料小冊子プレゼント中!

  • 姓:
  • 名:
メルマガバックナンバーはこちらから♪

無料小冊子プレゼント♪

代表のごあいさつ

image

こんにちは!モモキッスの勝田です。ここロスより子供たちの健康な未来作りをお手伝いしています♪

imageポッドキャスト発信中♪

メールアドレスご登録の注意

ペイパルのご利用について

image
image
image
「子供健康通信」発信中!

image
「モモキッスヘルシーキッズ!」

image

究極の子育て方法!アンスクーリングって何だ?


『究極の子育て方法!

アンスクーリングって何だ?』



もう少し前になってしまいましたが、

6月末にCHN(カリフォルニア

ホームスクールネットワーク)の

エキスポが近くのホテルで開かれ、

家族3人で行ってきました♪



このエキスポにはホームスクールを

実践している家族はもちろん、

まだ学校や幼稚園に通う前だけど、

子供の将来のためにホームスクール

という選択肢を学んでおきたい家族

など、様々な人達が参加してます。



そこではホームスクールに関する

様々なセミナーや、映画上映、教材や

知育玩具の販売コーナー、それに

子供達も参加できる遊べるイベント等

ともかく家族で遊んで学べる場と

なっています♪



私達の娘(モモ、8歳)も基本的に

一般的な学校へは通わない、ホーム

スクールを実践していて、

このエキスポにもモモが3歳の頃

から毎年参加してるので、かれこれ

5回目ぐらいになるんですね。



おかげでホームスクールつながりの

お友達なども来ていて、久し振りに

それぞれの子供の成長ぶりなどに

ビックリしたりで、ちょっとした

同窓会の雰囲気でありました♪



その中で今回エキスポで上映して

いた映画、「Class Dismissed

(授業終了)」が、ホームスクール

のことをよく表していたので、

それを通して日本で馴染みが少ない

ホームスクール、またアンスクール

という子育て、教育方法について

少しご紹介したいと思います。



=================================



映画のタイトルは

「Class Dismissed(授業終了)」

サブタイトルに

"A film about learning outside of

the classroom(教室の外での学習に

ついての映画)"とあります。



この映画の最初、現状のアメリカの

教育制度の問題点、そして70年代

にホームスクーリング運動の創始者

として有名なジョンホルト氏を紹介

しています。

⇒ https://ja.wikipedia.org/wiki/ジョン・ホルト_(教育者)



現在の学校制度は20世紀初頭に

より多くの向上労働者を大量生産

するために設立されたのだそう。



そしてそこで大切なのは教師や

管理者の指示に従うこと、既に

決められたカリキュラム、科目を

教えること。そう従順であることが

よい生徒の条件なんですね。



特に戦前、戦時中に多くの兵士、

多くの工場労働者を必要とした

社会背景にこの教育制度はマッチ

していました。



しかし戦争が終了しても、この学校

制度は相変わらず続いていきます。



1950年代から60年代まで教師

をしていたホルト氏は、自身の体験

から、既存の学校制度は子供達の

創造力を奪い、依存心の強い大人を

作り出しているといいます。



それ故に1970年代からホルト氏は

学校に通わずに、家庭が中心となり

子供の教育を行うホームスクール、

特に日常生活や体験から物事を学ぶ

アンスクールを薦めるようになります。



ホームスクール、アンスクールに

ついては以下のウィキペディアにて

日本語の説明が参考になります。

⇒ https://ja.wikipedia.org/wiki/ホームスクーリング
⇒ https://ja.wikipedia.org/wiki/アンスクーリング



-------------------------



更に映画ではホームスクール、アン

スクールを実践する親や教育者達、

子供達へのインタビューが続きます。



その中で印象に残っているコメントを

いくつか・・・



「本来学校は現実世界への準備をする

場所のはず。でも実際は最も現実から

離れた世界になっている。」



「実際の社会では同じ年齢の人間だけ

が生活を共にすることはまずない。

年齢別ではなく、興味別でグループ

分けを学習する際はするべき。」



「子供(人間)を捉えるには大きく

二つの見方がある。ひとつは子供は

怠け者で強制しないと学習しないと

いう見方。


もうひとつは子供は生まれながらに

学習する能力と意欲を持っている

ナチュラルな学習者だという見方。


前者には既存の学校システムが、

後者にはホームスクール、

アンスクールが当てはまる。」



「既存の学校システムは学校という

工場を通して、従順な大人という

製品を作り出すことが目的。

工場だから同じ製品が求められ、

それと異なると不良品となる。」



「学校はテストのための学習であり、

テストやレポート、宿題というのは

他人の基準により、自分自身が

評価されるためのものである。」



「アンスクールは、それ自体が旅

(ジャーニー)であり、目的地を

自分で決め、そこにたどり着く

ためには無限のルートがある。」



「ホームスクールには休みが無い。

だって朝起きてから寝るまで全て

が学習だから。」



参考リンク:

⇒ http://classdismissedmovie.com/
⇒ http://www.californiahomeschool.net/



===============================



いかがでしょうか?



現在の学校制度に疑問を感じている

人達が日本でも増えていると聞きます。

ホームスクール、アンスクールという

考え方はそこに一石を投じるのでは

ないでしょうか。



映画ではホルト氏、ホームスクール、

アンスクールの実践者のコメント等

を紹介した後、ロス近郊に住む

ある家族のストーリーに移ります。



その家族では通常の学校生活に疲れ

切っていた中学生の娘2人と、

その両親が手探りからホームスクール

を始め、四苦八苦しながら子供に

とってより理想的なスタイルを求めて

いく。そしてその中から家族の絆も

深めていくというストーリー。



出演している親子は実際に体験した

当人達で、そのことを再現している

ドキュメンタリーです。



更に映画のディレクターや登場人物

達もエキスポ会場に来ていて、

私も彼らと直接話す事が出来ました!





====================================


映画のタイトルは

「Class Dismissed(授業終了)」

サブタイトルに

"A film about learning outside of

the classroom(教室の外での学習に

ついての映画)"とあります。



映画ではロス近郊に住むある家族の

ストーリー(実話)を紹介します。



その家族には夫婦と中学生の娘二人。

奥さん(レイチェル)は再婚で、

旦那さん(トッド)は二人の義理の

父親になる。

(アメリカはでは子供連れで離婚、

再婚というケースはかなり一般的)



子供達の通う中学校は、地域でも評価

が高い優秀校。普通ならそれで親は

ハッピーなはず。



でも子供達は通常の学校生活に疲れ

切っています。それは一日中教室で

机に向かう事へ意味が見出せない事。



それに膨大な量の宿題を毎日こなさ

ないとならないこと。母親いわく

「家に帰って来ても宿題をこなす

のに、家事を手伝い時間もない!」

というほど。



娘たちを送り迎えする車の中で、

娘たちが「学校へ行きたくない。

ホームスクールにしようよ!」

という声が日に日に大きくなって

来ます。



(アメリカでは地域によるが、

友人、知人がホームスクールを

実践しているケースが増えていて、

子供達もその存在を知っている)



そして両親(特に母親)が心配した

のは、かっては二人とも好奇心が

沢山あって、学ぶことを楽しんで

いたのに、今はそれが全く無く

なってしまっていたこと。



そこで母親は中学の校長先生へ、

状況を説明、改善を促します。

それが改善されなければ、退学

してホームスクールを検討して

いることも話します。



校長先生いわく「話は分かるけど、

すぐに改善は難しいです。現状は

良い大学に入るためには必要な事。

他から比べればとても成績が良い学校

へ通っているのだから我慢しては。

あと、ホームスクールは薦めません。

子供のためにならないですよ。」



これ以上は無駄と悟った両親は、

退学をしてホームスクールを始める

ことを決断します。しかしそれからが

本当のスタートだったのです。。。



-------------------------



いよいよ家族四人の手探りからの

ホームスクールが始まりました。



まずは両親が学校で使っていた教科書

をもとに、子供達に内容を説明したり、

それぞれドリルの様なもので練習問題

を解かせたりします。。。



しばらくそれを続けてみたものの、

親子それぞれに不満が出ます。

子供としては「これじゃあ、学校を家

へ持ってきただけ。意味が無い〜!!」



親としても「子供に教えるために、

こっちもそれぞれの教科の内容を勉強

しないといけない。仕事や他の用事も

あるのに、やってられない!!」



そう、ホームスクールを始めると言って

も誰ホームスクールの事をどうやれば

いいか知らなかったんです。



そこで4人は知り合いでホームスクール

を実践している家族を訪問してみること

にしました。



------------------------



最初の家族では子供達にホームスクール

向けのカリキュラムを使って、家庭内で

スケジュールを組みそのカリキュラムに

沿って、テキストや問題集などを進めて

います。



一見、学校を家へ持って来たようですが、

カリキュラムはホームスクール向けに

作られており分かり易く、かつウェブの

プログラム等も活用して、子供達が自分

のペースで学べるようになっています。



それに一日のスケジュールは親子で相談

して決められるので、学校の様に多くの

科目を一日に詰め込む必要はありません。



そのためひとつの科目に集中して取り組

めるし、クラスメートに邪魔される事も

無いので、短時間で学ぶ事が出来ます。



レイチェルとトッドは、ここでホーム

スクール用のカリキュラムがある事、

それを使って子供達が自分のペースで

学べることを知りました。



次に訪れた家庭はホームスクールの中

でも、より自由度の高いアンスクール

を実践している家族でした。

・・・つづく



参考リンク:

⇒ http://classdismissedmovie.com/
⇒ http://www.californiahomeschool.net/



========================



いかがでしょうか?



いよいよ家族でホームスクールを開始

してみましたが、どうも簡単では無い

ようですね。



実はレイチェルとトッドが住んでいる

のは、マンハッタンビーチ市と言って、

私が一番最初にロスに来た時に、居候

した友達の家があったところ。



それに中学校のあるエルセグンド市と

いうのは、今モモが週2回通っている

チャータースクールの近くなんですね。



なので、この映画に出てくるシーンは

とっても馴染みがあるので、すごく

身近に感じることが出来たんです。



え、モモはホームスクールなのに学校

に通ってるの?と思われるかも知れ

ませんね。



実はホームスクールと言っても、いろ

いろなスタイルがあって、完全に家庭

中心で一切学校へ通わないスタイルも

あれば、モモの様にホームスクール

向けのチャータースクールを利用する

スタイルもあるんです。



================================



・・・・・・・・・



次に訪れた家庭はホームスクールの中

でも、より自由度の高いアンスクール

を実践している家族でした。



アンスクールではそもそも学校という

ものが無くて、テキストブック等も

基本的にはありません。



子供達は家庭を中心に、日常の生活や

体験、特に子供自身が興味のある題材

を通して学ぶというのが考え方です。



この家庭でも日常の家事や庭仕事など

生活の中の役割や仕事を子供達と共に

行い、また本を読んで聞かせたりと、

子供の好奇心を引き出すサポートを

親が積極的に行っているようです。



二人の娘たちは、教科書が無いなんて

夢のよう!と喜びます。しかし親である

レイチェルとトッドは、教科書が無い

という教育方法に驚くと同時に、

通常の学校教育との考え方の違いを

飲み込むのに必死です。



---------------------------



家に帰り家族で相談し、ホームスクール

をどうやって進めるか相談します。



そしてまずは通信教育のプログラムに

申し込み、家庭学習用のカリキュラム

を取り寄せて、実践することにしました。



しかしどうもそれは彼らが求めている

ホームスクールの形とは違うよう。

そこで思い切って、アンスクーリング

を試してみることに。



子供達により多くの体験をしてもらう

のにトッド(父親)の仕事現場を訪問

してみます。



トッドはビデオゲームのデザインの

仕事をしています。娘たちは実際に

PCを触って、キャラクターデザイン

作成を体験します。



また彼女たちの実の父親(歯医者)の

仕事場にも訪れ、彼の仕事内容を知り、

実際に機器を操作して体験してみます。



また父親と共にガーデニングを通して、

植物や土中の生物などについても

学びます。



さらに長女は興味のあった海洋生物学

を体験するために、地元の水族館で

ボランティアをすることにします。



次女は興味のあった服飾デザインを

学んでみることにしました。



------------------------



ホームスクールに切替えたおかげで

家族と共にいる時間が増えて、より

お互いのことが分かるようになり、

家族の絆が深まったとレイチェルは

語ります。



・・・彼らのホームスクール体験は

始まったばかりです。でも子供達、

家族にとって正しい選択であったと、

そしてこれからも共に学んで行きたい

と、ビーチを家族で歩く4人を追い

ながら映画は終了します。



参考リンク:

⇒ http://classdismissedmovie.com/
⇒ http://www.californiahomeschool.net/



=============================



いかがでしょうか?



映画上映の後、実際に映画に登場した

4人が現れて自身の体験を生で

話してくれました。



現在は完全なアンスクールでは無く、

ホームスクール向けのチャーター

スクールも利用しているそう。



チャータースクールは特定の分野や

信条に基づいた教育を行う学校の事で、

政府からも公立学校として認知されて

います。



我が家のモモ(娘8歳)もチャーター

スクールを利用していて、週に2回、

学校へ通っています。



そこでは現在は読み書き、算数を中心に

教えてくれますが、特に宿題のような

ものはありません。



基本的に子供を教育するのは親の役割で

あって、学校はそれをサポートする立場

となっています。



我が家でも全てを親が行うのは、決して

楽では無いですし、このチャーター

スクールでは演劇やヨガクラスのような

追加カリキュラムも提供してくれるので、

とても助かっています。



-----------------------------



この様な話をすると、ホームスクール

やアンスクールが子供や家族にとって、

理想的な教育方法の様にも思えますね。



でも映画の中でも、またエキスポで

話をした多くの人たちも言いますが、

「ホームスクールは誰にでもピッタリ

の方法ではない」と。



親がより多くの時間と労力を子供に、

費やす必要があるし、時間的にも身体的

にも、また経済的にも負担になる可能性

はあります。



そして子供としても普通の学校教育が

ピッタリの子もいれば、特定の分野に

着目したチャータースクールが合う子も、

家庭で教科書中心のホームスクール、

更にもっと自由なアンスクールが合う

子供もいるわけです。



そう大切なのは、それらの多種多様な

オプションが存在していることを

知って、それぞれの良さを生かすこと

かなと思います。



日本では学校へ通うことが基本ですが、

最近は不登校の子供達、障害を持った

子供達も増え、それを支援する団体や、

通信教育なども増えているよう。



現在のアメリカで起きている既存の

学校教育から離れる意味での、

主体的な選択としてのホームスクール

ムーブメントとは、日本の場合は

少し異なります。



でも不登校の子供が増えていること

自体が、やはり既存の学校システムが

十分に機能していない、またカバー

しきれていないことは事実でしょう。



そして多くの人々、親御さんがそれを

感じ始めているのではないでしょうか。



大切なのは学校へ通う、通わないという

こと以上に、親が子供の教育、子育て

の責任者だという意識を持つことなの

かも知れません。



学校へ預けていれば大丈夫。知識も

道徳も、体育も全てが学校で教えて

くれるという時代は過去のものとなり

つつあります。



本当に大切なコア(核)となる部分、

子供が大人になった時に、生き抜いて

いける心と知恵は親がしっかりと伝える

べきもの、または共に学んでいくべき

ものなのでしょう。



という、私自身も偉そうなことを言える

立場になく、毎日家族と共に試行錯誤

しながら、時に妻とやりあったりしながら

も学んでいるところなんですね。



いや〜、まだまだこれからです。

頑張ります〜っ! (^^;)



詳しくは以下のウィキペデアでも分かり

易く説明されているのでご参考下さい。

⇒ https://ja.wikipedia.org/wiki/アンスクーリング