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TVの悪影響・・・栄養編!


以前より子供のTVの見過ぎは、目が悪く
なるとか、暴力的になるとか、運動不足になる
とか色々な悪影響が指摘されていますよね。

でもTVが子供の栄養に悪影響を与えると
いうのは、あまり聞いた事がありません。
今回のトピックはTVが子供の食生活に与え
る影響について書かれています。

今回のトピックを参考に、TVがあなたの
お子さんに与える影響を、改めて考えて
見てはいかがでしょう。


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食品会社や広告会社のエキスパートは、あなた
の子供を“プログラミング”することに成功
しています。

TVは非常に大きな影響を子供に与えています。
悪がしこいコマーシャルは、砂糖や添加物、
合成着色料、合成甘味料、更に脂肪のたくさん
含まれた、多くの不健康な加工食品を食べたい
という欲求を子供達に植え付けています。

1991年の初期、ひとつのリサーチが一般的な
土曜日の朝、アニメーション等を含めた4時間の
子供向け番組の間に、合計222件もの不健康な
食品(ジャンクフード)のコマーシャルが放映
されていることを報告しました。

アメリカ大手TVネットワーク(ABC、NBC、
CBS、Fox)と、更に子供向けケーブルチャ
ンネル:Nickelodeonを対象に調査は行われました。

広告の商品は、砂糖付きシリアル、キャンディー、
クッキー、チップス、果物味ドリンク、チョコ
レートシロップ、ファーストフード、そして
ピザが代表的なものでした。

たとえ子供がリモコンの使い方を知っていても
コマーシャルを飛ばしたりする事はまれで、
ほとんどの場合は、子供の目はスクリーンに
くぎ付けになっています。

そしてコマーシャルの商品の殆んどは、カラ
フルに色がついていたり、動物や空想の生き物、
アニメや漫画のキャラクター等が付いていて、
子供達は番組とコマーシャルの区別が出来ない
場合も多いのです。

このリサーチを指揮したCenter for Science
in Public Interestのディレクターである、
マイケル・ジャコブソン博士は、ジャンクフ
ードのコマーシャルの39%の増加と、小学生
の肥満が54%増加している事は、関係が有る
と述べています。

もしあなたの買い物リストに、子供が特定の
品物を追加したなら、これら子供に対する
コマーシャルが成功している証拠と知ること
が出来ます。

テキサスのA&M大学の研究では、子供は
とても早い時期からブランドローヤリティー
(忠誠心)を持つことが分かっています。

7〜12歳の子供達は年間に23億ドル、
ジャンクフードにお金を使っています。
ティーンエイジ(13〜19歳)では、
ファーストフードレストランだけで、
年間130万ドル使っています。

若い世代が家族の食品の購入に与える影響は
約72%と見込まれています。

もしあなたの子供が、あなたの好まない
特定の加工食品を欲しがるようなら、あなた
は、子供をプログラムし直すべきでしょう。

たとえとても小さな子供でも、なぜその
食べ物が良くないのか、シンプルな説明で
理解することが可能です・・・
例えば、この添加物は体に悪い、砂糖は歯を
溶かす、臭いの変な脂肪は体を健康で無くす等。

そして子供には、やさしく「私がなぜ“ダメ”
と言うのか、それはあなたを傷つけるものを
与えたくないという愛情からだよ」と伝える
事も大切でしょう。

またTV(ビデオゲームなども含めて)が
与える他の影響としては、子供の運動量の減少
が上げられます。

ほとんどの子供は本来、体を動かすのが好き
なのですが、その時間をただ座って見ること
だけに費やしてしまっています。

運動を行うことの効果は沢山あり、健康的な
食生活と共に、日常的な運動は人生の若い頃に
習慣にすべきです。

親として、子供が毎日運動をするように心掛
ける事は大切なことです。特に子供と一緒に
運動をするようにすれば更に良いでしょう。

散歩をしたり、自転車に乗ったり、スポーツや
体を動かすゲームをやったり、子供が好きな
ことを一緒に出来れば最高です。

それは良い見本になり、また共に運動が出来、
そして何よりも共に楽しく時間を過ごすことは、
子供の成長にとって、大きな助けになるでしょう。

参考:Diet and Nutrition (Smart Medicine
for a Healther Child 2nd Edition)


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いかがでしょうか?TVのコマーシャルが
子供の食べ物の選択に、これだけ大きな
影響を与えていること…意外と気が付いて
いませんね。

我が家では3歳のモモには、普通のTV番組
はまだ見せていません。なのでこれら不健康な
食品のコマーシャルを見る機会はありません。
では、問題が無いかと言うとそんな事はありません。

何かというと、ビデオで見るアニメや、絵本の
キャラクター、また友達の持っているキャラ
クター付きのおもちゃや靴、服・・・いろいろ
なところから、これらのキャラクターが目に
入っているんです。

すると、店頭に行って何が欲しいかというと
そのアニメのキャラクターが付いている
お菓子とか文具とかの製品を買いたがります
・・・例えばミッキーマウスとかプーさん、
ハローキティやプリンセス、さらに一時期は
アンパンマンにもはまってました。

そうなんです、既にこれらのキャラクターに
物の選択が影響されているんです。
更にもしそれらの製品の品質が良ければ
まだ良いのですが、多くの場合は値段が割高で
品質は良くありません。

お菓子の場合、この記事のように合成着色料
などの添加剤が含まれている事も多いのです。
なので、スーパーに行ってモモが「買う!」
親が「ダメ!」と、もめる事も時々あります。

でもこの記事でも言うように、根気よくナゼ
それを買いたくないのか、体に良くない事を
伝えていくと、最後にはあきらめてくれる事も
最近は多くなったような気がします。

とは言え、まだまだ親としてモモのプログラム
の書き換えまでは程遠いようです。

・・・(^_^)