幼児 発育｜２〜４歳児の行動ってどんな?

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一般に２歳から４歳ぐらいまでが
親としては一番ストレスが溜まる
時期だと言われています。

アメリカでは「terrible two　
（恐ろしい２歳）」なんて言葉も
あるくらいです。

今回のトピックではそんな時期の
子供達がどんな行動を取るのかに
注目しています。

自分の子供に当てはめてみれば、
「この歳の子供なら普通なんだ〜」
と思えるかもしれませんよ♪


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小さな子供と共に過ごす時間は、
人生で最も楽しい時であると同時に、
人生で最もフラストレーションが
溜まる時だという事に、ほとんどの
親御さんは同意してくれると思います。

だからこそ、小さな子供達は成長途上
だという事を認識することは、私達
子供に接する大人としてとても大切
だといえます。

以下は「プリスクール（就学前）の
児童に何を期待するか」という、
ウィスコンシン大学で２〜４歳の子供
５５５人を対象に実施された調査の結果です。

◆　大多数の２〜４歳の子供がとる行動とは：

◎　するように言われた事に注意を払わない。

◎　するように言われた事や、行うことを

期待されている事を、「ＮＯ（やだ）」と
やりたがらない。
◎　時間を無駄にする
（食べる、服を着替える、手や体を洗う…）

◎　始めた事を終わりまでやらない。

◎　床でのたうったり、もじもじしたり、
落ち着かない、じっと座っていない。

◎　ゲラゲラ笑ったり、金切り声や悲鳴を
上げたり、飛び跳ねたりしていることが多い。

◎　他の子供と物をシェア（共有）したがらない。

◎　他の子供からオモチャを取り上げる、
押したり突いたり、叩いたり喧嘩をしかける。

◎　必要が無いのに助けを求める。

◎　簡単に泣く。

◎　鼻をほじる、指で遊ぶ。

◎　大人のすぐ近くにいたがる

◎　見せびらかしたりして注意を引く、
ごほうびを欲しがる

◎　大人に向かって他人を非難する。

◎　昼寝をしたがらない。休みたがらない。

◎　食べ物をこばむ。

◎　はっきりとしゃべらない、不明瞭にしゃべる

◎　（大人が）説き伏せるのが難しい。


◆　全体の33％〜50％の子供がする行動とは：

◎　ぶつぶつと不平をいう、ぐちを言ったり、
すすり泣いたりする

◎　物をしゃぶる、髪の毛をねじる、親指をしゃぶる、
舌が回らない

◎　はずかしがる、見知らぬ人を怖がる
◎　空想の物語りを話す、嫉妬する


◆　全体の25％以上の子供達がする行動とは：

◎　爪を噛む、体をピクッと動かす、引っ張る、
自分の性器を触る

◎　オモチャを壊す、本を破る、壁や家具に落書きをする

◎　かんしゃくを起こす

◎　動物や大きな音を怖がる

◎　日中に自分自身をわざと水で濡らす

◎　他人の話をナイショ話のように話す


この様に子供を持つ親であれば、これらの
行動は誰でも憶えのあることでしょう。

そしてこの調査の最後には次のコメントが。
「もちろん５５５人の子供達の内、ひとり
たりとも、これらの行動をいっぺんに
起こした子はいません」・・・サンクス！

資料：MBNS News letter, Nov. 2010


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いかがでしょうか？お子さんに当てはまる
項目も意外と多いのでは無いでしょうか。
そうなんです。ここに書かれている様な事は
この位の年齢では誰もがとる行動なんです。

でも意外と多くの親御さんは、小さな子供に
「良い子」でいることを期待しますよね。

なので、大人が思ったように子供が
振舞わないと、「落ち着かない子だ！」
とか、「礼儀が出来てない！」と
なりがちになってしまいます。

今一度、子供は成長途上でまだいろいろな
事を学んでいる最中だと思い出しましょう。
そして大人にとっての「良い子」でいるより、
子供として大らかな気持ちで見守って
行く事を大切にしてあげてはどうでしょうか。

という我が家でももうすぐ４歳になる
我が子に手を焼いている毎日です♪
大らかな気持ち…意外と維持するのが大変
なんですよね（^_^)