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感情豊かで自信のある子供に育てるには?(その1)




あなたはお子さんにどんな風に成長して

欲しいと思っていますか?



感情豊かで、他人にやさしく出来て、寛大で、

感謝する気持ちを持てて、自信があって、

困難にも負けず、また社会的にも経済的にも成功。



達成感や満足感を感じることが出来て、

社会にも貢献出来るダイナミックな人間。

そしてそれらを通して、本人が幸せになる事。



こんな感じの大人になってくれたら

親としては言うこと無しですよね。



そして実際にそう成長していくためには、

親がそのための家庭環境を整えてあげる事が

大切なんです。



今回のトピックでは具体的にどうやって

それに必要な家庭環境を作っていくかの

ヒントを教えてくれています



------------------------------------------



■ 健康的な感情が全て


感情は自分自身を表現し、真の自分とのつながりを

作るだけでなく、他の人達とのつながりを築きます。

私達が自分自身の感情を知り、それを共有すること

により友情、同志、ロマンス、そしてコミュニティー

等を築くことが可能です。それは人生をより価値の

あるものにする上で、とても大切なものです。



親としては、私達の子供がそれを楽しめるレベルまで

成長して欲しいと願っています。数学の得点が、娘が

ボーイフレンドとの破局から立ち直るのには役立たな

い事を私達は知っています。スポーツが出来たり、

楽器が上手に弾けることは、息子の職場での人間関係

を解決する助けには、あまりならないでしょう。



それらの問題に直面した時、大切なのは感情に関する

知恵や能力なのです。そしてそれらを持てる子供に

育てていくためにはどうしたらよいのでしょう?



-------------------------------------------



まず親として最初に始めるべきことは、

『 全ての感情は平等に受け入れられる 』

ということを認めることです。



怒り、憤りなどの感情は、幸せ(ハッピー)な感情

と同様に大切であり、知識としてそれを理解する事は

難しいことではありませんが、現実となるとそうも

簡単ではないようです。



実は私たち親は無意識のうちに、子供達のいくつかの

感情を奨励し、他の感情を歓迎しない又は妨害すら

しています。そして子供が本当にその感情を表現した

い時、または親として子供の本音を聞きたい時だけ

不承不承、それらの感情を知ることになるのです。



私達のほとんどは、子供達が彼らの真の感情表現を

妨げている事に気が付いていないのです。私たち親の

コメント、一言、表情、冗談、反応など全ては、

子供達の感情的な環境に影響を与えているのです。



例え私達の一言や反応が微妙なものであっても、

子供はそれを知る事が出来ます。そして素直に安心

して感情を表現出来る環境でないと、子供は自分の

本当の感情を知ること、表現すること、そしてそれ

と自分自身のつながりを持つことが出来ないかも

しれません。



ではあなたの子供が、素直に自分の感情を安心して

表現する事が出来る環境を、作るためにはどうしたら

いいのでしょう?



---------------------------------------------



以下はそのような環境を作るための7つのヒントです。



1.子ども自身に自分の感情をリードさせましょう。

  親が子供の感情を代弁するのはやめましょう。


2.子供の感情をコントロールしない。

  親の都合や社交辞令のために子供に特定の感情を

  求めない。


3.子供を黙らせるために「シーッ!」と言わない。
  
  泣いたり怒ったりの感情を抑圧しない。


4.子供にレッテルを貼らない。
  
  泣き虫、怠け者、愚痴っぽい子などと代名詞を

  付けない。


5. 子供をほめるのを控えましょう。
  
  ほめることが特定の感情を奨励することになります。


6.子供の感情を判定しない。
 
  特定の感情の良し悪しを親の立場で判定しない。


7.親自身の感情を表現しよう。

  自分の感情を隠さずに、正直の表現してる姿を

  見せましょう。



※次回はそれぞれの詳細について具体的に説明します。



資料:mothering magazine, No.163



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いかがでしょうか。



感情的に成長している大人は魅力的であり、やはり

人間関係においても、社会的にも経済的にも確かに

成功している様な気がしますね。



そして何よりも自分自身の力で、幸せをつかんで

行く事が出来るのではないでしょうか。



そうした健康的な感情の成長を助ける家庭環境作り

にはお金は掛かりません。



親自身の考え方、姿勢を考えて行く事で可能に

なるのです。。。でもそれが意外と大変だったり

するんですよね。



ということで、次回はもっと具体例を出して

説明して行きますので、ご期待ください♪


感情豊かで自信のある子供に育てるには!?(その2)