学校に通うお子さんを持つ親御さんにとって、
子供の成績は多少なりとも気になるところですね。
そしてサプリメントを与えることによって
それが少しでも向上するのなら・・・
今回のトピックは気になる栄養と脳の関係についてです。
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『ビタミンで子供のIQアップ!?』
サプリメントを取ることで、本当に学校での成績を
良くすることが出来るのでしょうか?
1980年代、Institute for Optimum Nutritionで
私はギリム・ロバート氏と共に、サプリメントを利用した、
栄養と脳機能が学校の子供達に与える影響について
指針となる研究を行いました。
そしてサプリメントの利用でIQ(知能指数)が
10ポイント向上するという大きな結果が得られました。
ギリム・ロバート氏はカーディフ大学の精神学の
教授であるデービッド・ベントン氏と協力し、
プラセボ(偽薬)を使用したダブルブラインドテスト
(二重盲検試験)をこの種の研究では初めて実施しました。
30名の子供に対し複合サプリメント又はプラセボを与え、
他の30名には比較として何も与えませんでした。
結果は、プラセボを与えられた子供は言語性以外のIQが
3ポイント向上しました。比べてサプリメントを
与えられた子供は10ポイントの向上で、
実に7ポイントという大きな差を見ることが出来ました。
言語性以外のIQとは主に推論能力に関係し、
学校教育やしつけ等の影響を受けにくいものです。
この研究はランセットメディカルジャーナル誌に掲載され、
当時の新聞やTVでも大きく取り上げられました。
それ以降、各種栄養素がIQや学習能力に与える
影響について、数多くの研究がなされています。
新しいところでは昨年American Journal of Clinical
Nutrition誌に発表された、オランダのWageningen大学
で行われた、微量栄養素(ビタミンやミネラル等)と
認知力、知能、学習能力についての包括的な研究があります。
その研究も含めた12の信頼出来る研究での結論として、
「複数の微量栄養素をサプリメントとして与えることは、
健康な子供において、知能(推論能力)と学習能力を
向上する事に関係しているだろう」としています。
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重要な神経伝達物質であるアセチルコリンは、記憶力に
関係しています。それは十分なコリンとビタミンB5
(パントテン酸)を供給することにより体内で生成されます。
必須栄養素のひとつであるコリンは卵や魚などに含まれ、
必須脂肪酸と共に脳の構築と機能に重要な役割を
果たすリン脂質を生成するのを助けています。
ビタミンB群であるビタミンB6、B12、そして葉酸は
メチル化のために重要な栄養素です。
B3(ナイアシン)も脳機能のために欠かせない栄養素で、
脳内物質であるセラトニンやアミノ酸の一種トリプトファン
の生成に不可欠です。セラトニンは認知力と集中力に必要です。
これらの栄養素の中で、特に子供に不足しやすい葉酸、
ビタミンB12、そしてコリンは脳機能のために
特に重要な栄養素といえるでしょう。
ビタミンB12と葉酸は妊娠中と幼児期の脳の成長に
欠かせないだけでなく、その後の集中力や記憶力にも
大切な役割を果たしています。
参考資料:Food for the Brain, PatrickHlford, October 2011
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このトピックで特に取り上げられているビタミンB群には、
ビタミンB1、B2、B3、B5、B6、B12、葉酸、
ビオチンの全部で8種類が含まれ、ビタミンB複合体
とも呼ばれます。
これらは体内で補酵素として働くことが知られ、
健康の維持に欠かせない栄養素です。
子供に単に「勉強しなさい!」ではなく、これらの栄養素
を豊富に含まれた食品を出来るだけ与えることで、
健康を維持し、なおかつ学習力のアップにつながるのです。
栄養の力って、やっぱりすごいですね!
モモキッスの子供向けオーガニックサプリメントにも、
これらビタミンB群を始めとした各種ビタミンや
ミネラル等がしっかりと含まれています。
以下のウェブページで成分表示をぜひ確認してみて下さいね♪
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