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あなただけではありません。

多くの親御さんが、お子様の健康について同じようなご心配をされています。

そして現在、子供たちの多くが、何らかの栄養素が不足しがちなのが現状なのです！

健康な子供の成長には、炭水化物、たんぱく質、脂肪、そしてビタミンやミネラル等の無機質がバランス良く、かつ良質なものが摂取されることが必要です。しかし加工食品の増加や食生活の多様化により、現在はそれらの良質な栄養素が不足しがちになっています。

栄養素の中でも必須栄養素と呼ばれる、ビタミン、ミネラル、必須アミノ酸（たんぱく質より作られる）、必須脂肪酸（良い脂肪）などは体内で製造が出来ないので、日常的に食品から摂取する必要があります。

これら必須栄養素は、骨、筋肉、臓器、免疫、神経、脳 などの原材料、またその構成に必要不可欠な栄養素のため、からだを形作る成長期にある子供にとっては、特に重要な栄養素です。

もちろん普段の食事だけでこれらの栄養素が充分に足れていれば、それに越したことはありません。しかし栄養バランスの取れた、バラエティ豊かな食材を使った食事を準備することは、決して簡単ではありませんし、時間も手間も掛かります。

忙しい毎日の中、大人の食事もそうですが、子供の食べ物もついつい簡単なもの、出来合いのものになっている場合も多いのではないでしょうか。

それでは、私の子供は野菜や果物をよく食べているから大丈夫かというと、それも一概には言えないようです。それは農作物に含まれる栄養素が減少していると言われているからです。

近年、世界中で農地の土が痩せてきています。その例として主要な農作物の生産地である北アメリカの表土は１００ 年前に比べると、平均して８５％ミネラルの含有量が減っていると研究により報告されています。近代農法による過剰な農作物の生産は土を酷使し、健康な土に本来含まれ る６０種類のミネラルの回復を困難にしているのです。多くの農産物を輸入に頼っている日本にとっても、この報告は無視出来るものではありません。

また国産農作物も例外ではなく、野菜に含まれる栄養素の量は過去４０年程の間に、以下のデータを見ても実に２分の１から８分の１まで減少しているものもあります。野菜の収穫時期や栽培方法などによってもデータの数値は変わってきますが、全体的に栄養素の含有量が大きく減少している傾向には間違いは無いようです。

４０年前と同じだけの栄養を取るためには、その２倍〜８倍の量の野菜を食べなければいけないことになります！！

食品名	栄養素名	１９６３年	１９８２年	２０００年
大根	ビタミンＣ カルシウム	９０ｍｇ １９０ｍｇ	１５ｍｇ ３０ｍｇ	１２ｍｇ ２４ｍｇ
ホウレン草	ビタミンＣ カルシウム	１００ｍｇ ９８ｍｇ	６５ｍｇ ５５ｍｇ	３５ｍｇ ４９ｍｇ
カボチャ	ビタミンＣ カルシウム	２０ｍｇ ４４ｍｇ	１５ｍｇ １７ｍｇ	１６ｍｇ ２０ｍｇ
白菜	ビタミンＣ カルシウム	データ無し	２２ｍｇ ３５ｍｇ	１９ｍｇ ４３ｍｇ
ブロッコリー	ビタミンＣ カルシウム	データ無し	１６０ｍｇ ４９ｍｇ	１２０ｍｇ ３８ｍｇ

子供たちの体は、大人の３倍の作業を日常的に行っています。子供たちは栄養を日常の生活環境に適応するために使用していると共に、からだの機能や臓器の生成、そしてその成長のためにも使っているからです。子供たちのからだは、肉体的、精神的、感情的 にも人間として成長する建設途上です。この建設途上にある子供たちに、十分な必須栄養素を供給することは、健全なからだの育成を助け、子供たちの将来の人生の基盤になる非常に大切なことなのです。

健全なからだの成長、強い免疫機能、健全な感情、活力のある精神の育成には、必須栄養素が重要な役割を果たしていることを、数多くのリサーチや研究が裏付けています。現在、多くの子供たちの健康や免疫力が低下している大きな理由のひとつは、子供たちの食事に含まれている栄養素の不足と、食と環境の質の低下であると、これらのリサーチは更に伝えています。

これらの大切な要素が不足しバランスが崩れると、遅かれ早かれ免疫機能の症状、身体的、精神的、また感情的な症状として表れてきます。風邪にかかりやすい、アレルギー、喘息、疲れやすい、情緒不安定などが例として挙げられます。これらの症状は、からだが正常に働いていないというシグナルとして捕らえる必要があります。

子供たち、そして大人である私たちの健康維持のためにも、良質な栄養素を含んだ食材を選び、加工食品を出来るだけ避け、ビタミンやミネラルが豊富に含まれる野菜や果物を充分に食べ、栄養バランスの取れた食生活を心掛けることが基本です。

しかし食品の質の低下、そして栄養素が不足しがちな今日の食生活において、必須栄養素を栄養サプリメントにて補給することが一般的になってきており、またその重要性も増しているといわれます。特に心身の発育のためにも多くの栄養を必要とする子供たちにとっては、栄養サプリメントの活用はとても有効であるといえるでしょう。

また健康な子供の成長を願う親御さんにとって、栄養サプリメントの活用はお子様の栄養不足の心配を軽減して、若干の心のゆとりを得ることにもなるでしょう。

ただ栄養サプリメントは薬（くすり）ではありません。あくまでも不足しがちな栄養素を補給することにより、それらの栄養素の不足により生じる様々な体の問題を、予防することに貢献することが目的だということを、理解して活用することが大切です。

健康的な食生活と栄養サプリメントの活用、それがこれからの子供たちにとってより良い健康維持のための土台となるでしょう。