スポーツの秋と言っても、もう既に11月。年末年始、そして冬も間近になってきました。涼しくなって来たこの季節は、やっぱり体を動かすにはちょうど良いですね。
そういう中で私は運動不足の解消と、精神の向上のために、50歳過ぎて今更ながら近くの合気道のクラブに入りました・・・といってもまだ数週間だけですが。全く初めてなので学ぶことばかりですが、気と和という精神を重んずる合気道は自分には合っている様な気がします。と、まずは継続できるように頑張っているところです。
アメリカでも空手や柔術、テコンドーやカンフーといった格闘技は人気があり、それらの道場やジムに通う子供達も沢山いるんですね。もちろん野球やサッカー、バスケットボールのチームに参加する子供達も沢山います。
もちろん大人になってからでも良いのですが、子供の頃からこれらのスポーツに参加することは、実は子供の成長にとって、とっても沢山の効果があります。もちろんスポーツや運動を楽しむことが一番大切ですが、それと同時に大人になってからも役に立つ多くの効果があるんですね。今回はそのどんな効果があるかを語っています。。。
*** 子供の頃からスポーツを行うことの効果 ***
身体の成長を助ける。運動をすることで筋肉や骨の成長を促し、より丈夫な骨格、からだを作ります。思春期まで、また思春期の間に日常的に運動をした人は、骨密度が高く、生涯にわたり丈夫な骨格を維持することが出来ます。
肥満を防ぐ。現在はビデオゲームやTVなど室内で過ごす子供が増え、運動不足により肥満の子供が増えています。子供の頃から運動をしている人は、生涯にわたり肥満になる可能性が低く、それに起因する心臓病や糖尿病になるリスクも低いとリサーチでは伝えています。
持久力の向上。スポーツをすることで心肺機能が鍛えられ、それは持久力の向上につながり、更に心臓病のリスクを軽減することにもつながります。
社会性を養う。特にチームで行うスポーツ等の場合は、それに参加し、共通の目的を目指し練習することでチームワーク、リーダーシップ、責任感などを養います。それらは学校や家族で得られるものと違った精神観や価値観を経験し、学ぶことにもなります。これらコミュニケーションに関わる能力は、社会に出てから最も役に立つ能力のひとつです。
精神的な成長。スポーツを行うこと、チームで共通の目的を持ち、その中での重要な役割を果たすことは自尊心を養うことにつながります。また身体を鍛えることを通して、自分自身の健康や身体により前向きなポジティブなイメージを持つことにも役立ちます。それは特に多感な思春期においては大変重要なことです。
根気や忍耐力を養う。より高いスキルや身体力を付けるためにスポーツの練習を続けること、ゲームでのプレッシャーと戦うこと、若い年齢の時にそれらを経験することは、将来より大きなチャレンジが必要の時に、忍耐強く取り組むことが出来る力を付ける事に役立ちます。
自制心を養う。スポーツや運動をすることは、身体的にも精神的にも高い自制心が必要となります。より正確に身体を動かすこと、練習やトレーニングだけでなく、生活習慣などにおいても自分の行動を抑制することが必要となります。
正しい道を歩む。スポーツを教える先生、インストラクター、コーチ、先輩など、スポーツに積極的に取り組むのは基本的にポジティブな人々が多く、それらの指導を受けることは子供達にとって大切な見本となります。ある調査ではそういった見本となる人(メンター)が身近にいる子供は、ドラッグやタバコ、お酒などに手を出すことが少なく、また学校を中退する率も減少していると伝えています。またスポーツをすることで、子供達が自分のやるべきことにフォーカス出来ることも道を踏み外す可能性を減らすことになっているようです。
健康で、忍耐強く、目標を持って、自制心と共に努力が出来る子供は、学習においても大きな能力を発揮することが出来ます。学校や受験などの勉強のみならず、社会人になってからも学ぶことは沢山あります。それらをこなし自分自身のスキルや知識、能力を伸ばすことは生涯において役に立つでしょう。
以上の様に、子供の時からスポーツを行うこと、チーム等に参加することは、将来に渡ってとっても大きな効果があるんです。実際、ビジネスや社会で活躍している人たちの話を聞いてみると、過去にスポーツをやっていた、また今でも積極的にやっている方々が多いんですね。
子供達がより良い人生を将来送っていけるためにも、親としてはよき指導者、よき応援者、または一緒にやっても良いかも知れませんが、子供に楽しくスポーツに参加出来るような環境をぜひ作ってあげたいですね。。。。(^^)
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