赤ちゃんの粉ミルクに始まり、子供の学校給食、一般家庭においてもミルクを飲むのは一般的ですね。ミルク:牛乳はタンパク質とカルシウムが豊富だから体に良い、子供の成長に役立つと私達は長い間教わって来ました。
しかし最近これに反論する意見が増えて来ています。そしてを牛乳は骨を丈夫にするどころか骨を弱くするというリサーチ結果も出ているそう。
“いったい牛乳は体に良いの?それとも悪いの??”
多くの科学的研究にてミルクの消費が健康に対するいくつかの有害な影響を示しています。特に驚くべきものは、ミルク(殺菌処理済みのものは特に)のカルシウムはほとんど吸収さえないばかりか、逆に骨からのカルシウム損失を増加させるという皮肉なものです!
すべての動物性タンパク質と同様に、牛乳は体のpHを酸性化します。そしてカルシウムは優れた酸の中和剤であり、骨は体内におけるカルシウムの最大の倉庫です。したがって、ミルクの酸性化の効果を中和するために、私たちの骨のカルシウムが利用されるのです。そして中和に使われたカルシウムは尿を介して体内から排出されます。
ミルクはプラス電位腎酸負荷(PRAL)を持っています。それは有害な酸性タンパク質が腎臓に到達する前に中和するための、生物学的な保護反応を起こす働きがあります。
私達の体は生存するために設計されているので、生存に不可欠な腎臓や尿路を保護するために骨密度を犠牲にします。それは最も容易に利用可能な酸中和剤の供給源は骨なのです。牛乳はカルシウムが含まれていますが、結果としてその重要なミネラルを骨から掘り崩してしまうことになるのです。
統計によると乳製品の最低消費国の方が、その人口に対して最も低い骨折の発生率を示しています。
「乳製品、特に20歳までの消費量は、高齢になってからの股関節骨折のリスク増加と関連していた。( “高齢者の股関節骨折のリスクファクターのケースコントロール研究”疫学、139巻、アメリカジャーナル5号、1994)」
12年間の長期に渡るハーバード大学看護師健康調査では、乳製品からカルシウムを最も摂取した人達は、ほとんど牛乳を飲んでない人達よりも骨折の数が多い事がわかった。これは77761人の女性を対象に34~59歳までの間を調べた広範囲な研究である。」
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