No. 36 パワーオブミュージック(音楽の力♪)

No. 36 パワーオブミュージック(音楽の力♪)

 

家族でJason Mraz (ジェイソン・ムラーズ)のコンサートに行ってきました♪ 場所はロスアンゼルス近郊にある有名なハリウッドボウル。ユーモアたっぷりで楽しく、そして愛やハーモニー、自分らしく生きることを歌う彼のソングにはやさしさが溢れているようです。10歳の娘も更に彼のファンになったみたいですね。

その様に音楽を聞いているとリラックス出来るとか、元気になるとか、音楽にはいろいろな力があるのは何となく分かります。その音楽のヒーリング(癒しの力)を専門に使った「ミュージックセラピー」という職業もあるほどです。では家族や子供の健康に音楽がどのように役立つか、「Power of music(音楽の力)」を見てみましょう。

 

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●ミュージックセラピー

音楽を聴いた方がリラックス出来た経験はありますか?音楽が過去の出来事やフィーリングを思い出させてくれた事はありますか?音楽が元気付けてくれたり勇気付けてくれた事はありますか?ララバイ(子守唄)を歌って、泣く赤ちゃんをあやした事がありますか?ABCの歌でアルファベットを憶えたことはありますか?

もしあなたがこれらの質問にひとつでも「ハイ」と答えたなら、あなたは既にパワーオブミュージック(音楽の力)を経験しています。音楽は感情、思い出、精神的または社会的つながり、更に小さな子供の感情表現、安心感、心地良さ等を呼び覚まします。特に音楽は楽しく学ぶことにもつながります。そして音楽は年齢や文化、身体障害や病気などの障壁を取り除く媒体としても役立ちます。

 

●ミュージックと妊娠

ミュージックセラピストは妊娠中の女性に、どのように音楽をリラクゼーションに使い、また心の映像を思い出させるかを教えられるように教育されています。音楽は陣痛や出産中の痛みに対する女性の認識を変える事が可能です。それは出産時に使用する痛み止め用の麻酔薬の量を減らす、または無くすことにつながります。ミュージックセラピストは陣痛から出産までの間に立ち会う事がよくあります。また妊娠中、音楽は胎児に対しても使う事が出来ます。産まれる前からベビーはお母さんのお腹の中で音楽に反応を示します。

 

●ララバイ(子守唄)

世界中の子守唄はどうやらおなじテンポを持っているようです。子守唄のテンポは人の心臓の鼓動のテンポに合っています。子守唄は泣く赤ちゃんをなだめたり、眠りに付く時に安心感を与えたりします。私達が子守唄を子供に唄う時、私達は子供を養成して、私達の愛情とコミュニケーションを取っています。子守唄をお休み時の習慣に取り入れる事は、寝付けない子供を助けることになるでしょう。また悪夢や自宅以外の所で寝ていると、子供が夜中に起きてしまう事がありますが、子守唄はそんな時にも役立ちます。あなたがベビーや子供を抱いて、ゆっくりと部屋の中で踊ってあげたり、ロッキングチェアーで揺らしてあげたりしながら、肌と肌が触れ合う中で子守唄を聞かせてあげると、子供は精神的に安全で安心感を持つ事が出来るのです。

 

●泣き声はミュージカル

親になると、自分の赤ちゃんの鳴き声を聞き分ける事が出来たりします。赤ちゃんの鳴き声が、お腹が減っているのか、おしめが濡れているのか、疲れているのか、または痛みを感じているのか、何となく泣き方で分かるものです。赤ちゃんの鳴き声は話すこと、また言葉の始まりなのです。また驚くほどに泣き声は音楽的で、歌うことの始まりであり、自分の声を発見する事なのです。それぞれの泣き声は音楽的なピッチがあり、特定の長さを持っていて、歌を歌うことと同様です。そして泣き声は少しずつ声に替わり、キーキー声やバブバブ言葉に替わって来ます。

親がこの赤ちゃん言葉を真似すると、赤ちゃんはより多くの声を発するようになります。そしてあなたが気付く前にあなたはこのナンセンスな音により赤ちゃんと会話をしているのです。産まれて間もない小さな赤ちゃんでも、あなたが彼らとコミュニケーションを取っている事に気付いています。そしてそれらの声は「ダ、バ、マ・・・等」の聞き覚えのある音に替わって来ます。これらの音は聞き覚えのある歌と合わさって来ます。言葉で歌を歌う代わりに“バババ、ダダダ、マママ”又は定番の“ラララ”で歌ってみましょう。これらの“言葉”が聞き覚えがあるためか、赤ちゃんも一緒に口づさみ始めて、きっとあなたを驚かせる事でしょう。そして間もなくこれらの母音を組み合わせて言葉を作り、赤ちゃんは考えや感情をコミュニケートするのに使う様になるのです。

 

●ドラムと子供

ドラムビートは心臓の鼓動を真似たものです。胎児が母親のお腹の中で9ヶ月間聞きなれたものが心臓の鼓動です。私達はこのいたわるような音に対し反応する事を忘れません。例えばアルツハイマー症の患者は、他の何に対しても反応しないのに、ドラムの音には反応するそうです。

子供はドラムビートで動くのが大好きです。違ったリズムを使うことで、どのように動くかを指示する事が出来ます。早く演奏したら子供は走り、とてもゆっくりとした一定のビートで、歩幅を大きく歩きます。ソフトにしたら爪先立ち歩き、静かにしたら止まる等、または自分で創造する事も出来ます。この様なアクティビティを子供と一緒に行うことは、聞く能力、音を区別する能力、動いたり止まったりする事を憶える事(子ども自身の安全のためにも役立つでしょう)、また運動(神経)能力の発達等を助けるでしょう。

あなたがドラムを演奏して子供が動く、またはその逆をやっても良いでしょう。子供は何かをコントロールする機会があまり無いものです。子供にドラムを叩かせて、あなたが動くのです。すると子供は良い意味で、コントロールする“ちから”に気付くでしょう。また子供がリズムを習うことにもなります。これは特に雨の日のアクティビティとしては最適でしょう。

 

●音楽とリラクゼーション

落ち着いた静かな音楽はストレスを軽減し、リラックスするのを助けます。音楽によりリラックスする事は、脳波のパターンの変化により見る事が出来ます。リラクゼーション音楽をBGMに使うだけで、あなたの気分を変える事が出来ます。リラクゼーション音楽を朝使う事で、毎朝の日課のストレスを軽減する事が出来るでしょう。

リラクゼーション音楽は手術前の患者の心配や、病院などで気分が不安になるのを軽減するのに使う事が出来ます。ある研究によると、手術前と手術中にこのような音楽を流した時、血圧がより安定すると伝えています。またリラクゼーション音楽はなかなか寝付けない、または眠れない時にも使うことが出来ます。ストレスや寝付けない子供のための、リラクゼーション音楽とイメージ画像が入ったビデオも一般に見つける事が出来ます。

 

●教育のための音楽

音楽は話すことや言葉を上達させるのに使う事が出来ます。歌は話す事と言葉に必要な、リズム、ピッチ、そして単語を組み合わせたものです。音楽は左脳・右脳の両側の脳で使われ、情報は音楽を通して習うことが出来、そして話や言葉に変換されて行きます。人気のある歌は違った能力を子供に教える事が出来ます。あなたもご存知のように、ほとんどの子供は“ABCの歌”でアルファベットを憶えます。

楽器演奏を習う事は、“自信を付ける”という子供にとって大切な能力を養う事に役立ちます。音譜を読むことは読む能力、目と手のコーディネーション、さらに算数的な能力の成長を助けます。楽器演奏は細かい運動能力、また管楽器であれば口の筋肉の発達を促す事になります。また就学前の子供を対象にした研究では、個別のピアノレッスンは子供の空間認識力を向上させたと報告しています。

音楽を聞くことは脳の発達を助けます。脳神経学の科学者グループにより行われた研究では、モーツアルトは大学生の空間
認識力を向上させたと伝えています。ニューヨークタイムスのニュースでは、ジョージア州知事は州の10万ドルの予算を使って、全ての新生児にクラッシック音楽のCDを与えようという法案を提出した事が記事になりました。それは音楽が、空間認識力と脳の発育に良い効果が与えられるという理由からです。

 

●音楽は人間関係を向上させる

家族や友達と一緒に歌ったり演奏したりすると、楽しく同じ時を過ごすことが出来ます。小さな子供のための歌で、手を動かしながら歌うものが沢山あります。子供の手を取って一緒に動かしても良いでしょう。子供達は親子同士で体に触ったり、遊んだり、目配せをしたりするのが大好きです。親子で一緒にコンサートやパフォーマンスに行ったり、自宅で音楽を楽しむことが
出来ます。

 

●音楽で感情を表現する。

子供が成長するに連れてもっと音楽を聞くようになり、ある特定の音楽を好きになり始めます。思春期には音楽はその子供の
自己の一部になるでしょう。私達はみんな好きな歌があり、それは私達自信の一部です。歌は感情を表現し、それは私達が
感じたり話したりする経験を表しているでしょう。音楽は感情を表現し、考えを言葉にしたものです。

子供が聞いている音楽に耳を傾けることを忘れないようにしましょう。時々子供と一緒に彼らの好きな音楽、歌を聞いてみましょう。そしてどうしてその歌が子供にとって大事なのか、一番好きなフレーズはどこ?等と質問してみましょう。これはあなたが知らない子供の一面を知るために出来る、子供とのコミュニケーション方法のひとつです。

 

・・・続きは音声で。