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寝る子は育つという通り、子供の成長
には十分な睡眠は欠かせませんね。
でも自分の子供の睡眠時間は十分かと
いうと、意外とわからない場合も多い
ようです。。。
今日のトピックを参考に、お子さんの
睡眠時間の大切さを今一度考える
キッカケになれば幸いです。
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専門家によると、小さい子供の場合は
12~15時間の睡眠が理想だそうです。
しかし実際には夜9時間程度の睡眠
しか取れていない子供が多いと、
リサーチにて報告されました。
ロードアイランドのブラッドレイ病院
内にある “Sleep and Chronobiology
Research Laboratory(睡眠と時間
生物学研究所)” のクリスティン・
アセボ博士は言います。
「子供たちが夜必要な睡眠時間が本当
に12時間なのかは明らかではありま
せんが、実際に小さな子供たちが睡眠
不足に陥っている可能性を、今回の
調査結果は指摘しています」と
ロイター誌に語っています。
「睡眠は私たちの生活にとりとても
重要な要素にも関わらず、現在の生活
文化ではつい軽く見られがちです。
睡眠不足に対し、それでも大人の場合
はある程度適応すること(例:カフェ
インなどの利用)が可能かもしれま
せんが、小さな子供たちの場合は、
非常に大きな影響があるといえる
でしょう。」
今日の子供たちの睡眠と覚醒パターン
を調べるため、実験では1歳から5歳
までの健康な子供169人を対象に
7日間調査を行いました。
子供たちには“アクティグラフ”と
呼ばれる腕時計タイプの試験機を
装着(小さな子供にはその足首、
少し成長した子供にはその手首に)し、
子供たちの活動を記録しました。
合わせて母親たちには睡眠日記を
つけてもらいました。
予想したとおり1歳児が最も早く
眠りに入り睡眠時間も最長でした。
平均すると子供たちの夜間の睡眠
時間は8.7時間でした。
また年齢が増すにつれ子供たちの
昼寝の時間は減り、5歳児では
たった43%の子供たちだけが
昼寝をとっていました。
この調査結果を参考に子供たちの
親は、その子供の睡眠不足に
もっと注意をするべきでしょう。
「親と幼稚園や学校の先生たちは、
日中あくびをしていたり、TVを
見ながら居眠りをしている子供を
見つけたら、気をつけなければ
なりません」と博士は語 ります。
睡眠不足が与える影響は深刻です。
幼少時の睡眠不足が成人してからの
肥満や、糖尿病などの健康障害に
つながる証拠が次々と挙げられて
いることを、博士は指摘しています。
参考:LA Health News, January 2006
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いかがでしょうか?
親のスケジュールに合わせるために、
寝不足になっているお子さんも意外と
多いかもしれませんね。
また夜10時から2時までの睡眠
時間が、子供の成長にとって、最も
大切な時間帯だと言う話もあります。
そういう我が家も、親が遅くまで
起きているために、モモ(娘8歳)が、
夜12時近くまで元気に飛び跳ねてる
なんて事も時々有ります・・・(汗)
どう一日のスケジュールをアレンジ
するべきか、まだまだ親としての課題
は多いですね~ (^_^;)